子宮筋腫は良性の腫瘍なのだ

体調の変化はいつから

健康保険証は使用したことがない!?

2015年。社会人になり数年が経過した。仕事が楽しい時期だった。また、初めての事務分掌を任命され毎日が刺激的で、さらに、上司にも恵まれ、ありがたい仕事環境にいた。

プライベートにおいても、恋人らしき人もいなく、だからと言って寂しいわけでもなく、俗にいう華の独身生活を謳歌している毎日だった。たくさん遊ぶためには、健康であることも大事である、この言葉を信条にしていたため、風邪などひかないように十分注意をしていた。寝込んでしまっては、仕事どころか遊びに行くこともできない。

ありがたいことに、健康体に恵まれていたため、健康保険証はいつまでたってもピカピカだ。国の医療費は困難を極めてきている世において、病院にかからない自分は、なんて国思いの人間だろうか。少しでも、医療費を逼迫しない国民として、何かしらの報酬とかもらえないだろうかと、野暮なことも考える幸せな26歳だった。

乙女の幸せとは裏腹に徐々に迫りくる・・・。

さて、楽しい毎日を過ごしていた私だが、一つだけ気になることが出始めた。それは、女性なら誰しも毎月やってくる、「アレ」である。人にとっては、深刻な体調不良に陥ったり、心のバランスもおかしくなるから、嫌われる存在でもあるが、一方では、自分の体のバロメーターとして、好意的に捉える意見もある。私としては、特に重たい症状もなく、「あ~今月もやってきたか。早く終わればいいな」くらいの捉え方であった。だが、異変が出始めていたのである。一般的には、2日目をピークとし、5~7日程で終わるようなのだが、2日目ピーク感を感じることはなく、そのままフェイドアウトしてしまし、いつの間にか、「終わった?」という感じになっていた。「これでいいのか?こんなかんじだったっけ?」「まあ、楽になるからいいか」と楽観的に考えていたことが、苦しむ道への始まりにすぎなかった。

-子宮筋腫は良性の腫瘍なのだ

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